令和4年度岐阜県市町村教育委員会連合会研究総会が開催されました

令和4年11月11日(金)に令和4年度の「岐阜県市町村教育委員会連合会研究総会」が開催されました。対面での研究総会の開催は3年ぶりとなりました。本年度は、海津市OCT文化センターで開催いたしました。

県連横山会長は冒頭の挨拶で、「岐阜県市町村教育委員会連合会」の果たす役割を踏まえた新規事業(教育委員徒然日記等)の取組や教育委員の果たすべき役割などについて話されました。来賓としてご臨席頂きました、岐阜県教育長 堀 貴雄様、海津市長 横川 真澄 様 から、ご挨拶やご祝辞を頂きました。

    

教育功労者表彰(教育長3年以上、教育委員4年以上務めてご退任させた方が対象)では、29名の皆様が表彰を受けられました。代表して、美濃加茂市の日比野 安平様に、表彰状と記念品を受け取っていただき、ご挨拶をいただきました。

  

その後、「社会の変化とこれからの学校教育~自律と対話~」と題して、横浜創英中学・高等学校校長(前千代田区立麹町中学校校長) 工藤 勇一 氏の講演会が行われました。工藤先生は、子どもが主体者・当事者となることを大切し、子ども自身が学びを選択する機会を創られています。日本の子どもたちが外国に比べて自己肯定感が低い要因として、手をかけ過ぎることで「自ら考え行動する」ことができない子どもたちが多くなっていることをあげられました。自律した人間を育てるために、自ら選択したり、対話で対立を解決したりする体験を創る大切さをお話しいただきました。

  

講演会終了後は、海津市立大江小学校の5・6年生による「子ども狂言~失せうろこ~(作:やまかわさとみ)」を上演していただきました。子どもたちは、木曽三川の環境をテーマに創られた子ども狂言を見事に演じてくれました。

  

午後からは、分科会に分かれ、特色ある教育実践の紹介として、川辺町(ふるさと教育の推進)、多治見市(部活動の地域移行)、垂井町(健康と命の学びを考える)、中津川市(未来を担う人材育成を考える)より実践発表が行われ、その後、小グループで交流しました。

  

  

令和5年度は、可茂地区(可児市)にて研究総会が開催される予定です。