令和6年度岐阜県市町村教育委員会連合会研究総会が開催されました

10月29日(火)に「令和6年度岐阜県市町村教育委員会連合会研究総会」が開催されました。本年度は、高山市民文化会館で開催いたしました。
県連伊藤会長は冒頭の挨拶で、教育委員の研修機会の充実を通して、岐阜県全体の教育の振興に貢献していくよう努めることを話されました。来賓としてご臨席頂きました、岐阜県教育委員会 義務教育総括監 青木 孝憲様、高山市長 田中 明様 から、ご挨拶やご祝辞を頂きました。
教育功労者表彰(教育長3年以上、教育委員4年以上務めてご退任させた方が対象)では、26名の皆様が表彰を受けられました。代表して、揖斐川町の川瀬 善忠様に、表彰状と記念品を受け取っていただき、ご挨拶をいただきました。

その後、「内閣府公務の裏側と書の魅力」と題して、書道家 茂住菁邨(もずみ せいそん)様による講演会が行われました。講演会では内閣官房人事課辞令専門官というなかなか触れることのできないお仕事のお話や元号「令和」を書くに至った経緯等興味深くお聞きすることができました。書道を始めたのが二十歳からというのも大変な驚きでした。

午前の部の最後には、高山市立丹生川中学校の代表の生徒たちが「にゅうかわ学を通して学んだ事」を発表してくれました。研究総会に参加した県内の教育委員や教育長の方々らが、丹生川の良さと地域への愛情や誇りを堂々と発表する丹生川中学校のみなさんのすてきな姿を知るとてもよい機会となりました。すべての参加者がすばらしいと感動したと思います。3年間かけて丹生川の自然・歴史・産業を体験的に学び、地域の人とつながりながら地域を知り、地域を好きになっていく様子がよくわかりました。また、生徒の皆さんが作成されたCMの映像がとても美しく、ぜひ訪れてみたいと感じました。

午後からは、分科会に分かれ、市町村教育委員会実践発表として大垣市教育委員会による「大垣市の不登校対策・対応」、下呂市教育委員会による「生徒にとって有益で持続可能な下呂市部活動」、北方町教育委員会による「『たくましい北方の子』を育む北方学園」、神戸町教育委員会による「神戸山王まつりとふるさと学習」と、特色ある教育活動の実践報告をもとに研修を深めることができました。その後、小グループで交流しました。